wasted youth
壊れるだけ壊れて塵になった青春、言いたいことも言えずに道端の石ころにやるせなさをぶつけた。
恣意的にあがき散らしい衝動を、抑えても抑えても留まることを知らねえ。
"無駄にした青春"に意味なんかねぇし青春に意味を持たせるなんて無理だ。言語化なんてナンセンスだ。
水銀の温度計みたいに上って上って、最後は割れる。ドロドロと澱みが滲んで、溢れる。
全部自分でゴミに変えた。誰かの意思なんてないし、神だっていない。
腐った運命にすら人間は勝てない。
誰よりも分かりきったつもりでいる自分に、自分は変えられない。変えるのはいつもアップデートされた"ジブン"なのだ。
棄てちまえ、吐いちまえ、砕いてしまえ、全部虫になれ。
また拾えばいい。
そういうひとに、わたしはなりたい。